高速道路料金の決済手段、ETCが広まってずいぶん経ちます。
すでに94%の自動車に装着されているというデータもあり、
ETC専用の高速出入り口なども見かけるようになりました。
その次世代機となるのが、ETC2.0です。
普及率は現時点で3割程度のようですが、今後新車の多くに
標準装備となっていくでしょう。
新しいETC2.0は、従来のものに比べ料金の支払だけでなく
同時に様々なデータ通信を行えることが特徴です。
カーナビと連携し、混雑していない道を提示してくれたり
天候や災害の状況を知らせてくれたりするそうです。
ゆくゆくは、迂回して空いている道を選択した際に
料金が割引になるようなサービスも考えられているとか。
また、一部地域で料金が割引になったり(首都圏や東海圏の一部)
高速を途中下車し、近くの「道の駅」に立ち寄った際に
もう一度高速に乗っても、降りずに高速を使い続けたのと同じ料金で
走行できるサービスも始まっています(全国26カ所で試験運用中)。
地域限定サービス以外はスマホで代用できるかもしれませんが、
今後さらに便利になっていくサービスだと思います。
お車や、カーナビを買い替える際などは
ETCの新調も考えられたほうがいいかもしれません。