今週の社内勉強会で、話題の「チャットGPT」についてのお話がありました。
サービス開始後、瞬く間に使用者が1億人を超えたとされる革新的なアプリです。
先日8月23日より、都庁でも利用が開始されたとの報道もありました。
チャットGPTとは、その名の通り基本はチャットサービスです。
アプリ上に入力したこちらの文章に対し、答えを返してくれます。
ただし、その答えがコンピューター生成とは思えぬほどに
自然な言葉でつづられており、文章の不自然さをほとんど感じさせません。
(開発はアメリカなので)英語で思考し、日本語に翻訳して回答しているはずですが
タイムラグもわずかで、驚くような速さで答えが返ってきます。
ふだん検索して知るようなニュースや情報はもちろんのこと、
勉強問題の解き方や、会社で使用する資料の雛形作成なども
非常に精度の高い回答が得られますし、「お腹すいた」のような
何気ない一言にも、ちゃんと答えを用意してくれます。
ちなみに初期設定では、学校の先生のような雰囲気の言葉を選んで
回答してくれるそうです。こういう風に答えてくれ、と教育?することも可能だとか。
さらに驚くべきは、このアプリは開発者の予想を超えて
チャットGPT自体が情報を収集し、学び、回答の精度を高めていく
「創発」という現象も起きていると言います。
ここまでくると、映画や漫画の設定によくある機械ですね。
すでに多岐にわたる使われ方をしているチャットGPT、
近い将来保険業界でも(保険加入の際などに)似たようなシステムが
使われていくのかもしれません。
近未来を感じる研修でした。
なお、チャットGPTに今年のセリーグはどこが優勝しますかと聞いたら
何があるかわからないので、まだ断定できませんと言われました。
9月末に聞いたら答え変わってるかなぁ・・